IE9ピン留め

淵の傍
どこまでも黒い
温度さえ感じない闇
目を閉じる時の暖かさはない
支えも無く
ともすればすぐにでも
底へ落ちてしまう
今夜もやり場の無く
不健全な縁石の上
誰の手も届かない
黒く黒く純度は増し
いつしか眩暈の度
堕ちる感覚が巡る
不完全な完全よ
せめて連続のうちに
今夜は暖かい闇でいて
何も出来ない私の
せめて今日は
せめて明日も
また朝が来て
闇の淵が白日の下
私の足元を狙い続ける
せめて今日は
せめて明日は

# by a-w-o | 2012-01-22 03:47 | Comments(0)

(あの春から夏にかけて私には夢がある
夜はピアノを聴く
宵の口から真夜中まで
その部屋で暮らす
待っていてくれる人がいたりする
泣いたり笑ったりしていて
抱き合えば多分そこから始まれるような
たった春から夏にかけて

その曲の気持ちの良い箇所だけを
ひたすらにリピートする
心地よくことさらにたゆたうように
雨の日も晴れの日も雲りの日も
そこにあなたと呼ぶべき誰かがいて
一緒にピアノを聴く
途切れそうになる感覚を繋ぎながら
ずっと笑ったり怒ったりする

私には夢があるあの春から夏にかけて)

# by a-w-o | 2012-01-09 22:36 | Comments(0)

stock

冬の空に浮かぶ
明日を探して彷徨う
いつの間にかの引力
私は手探りで

大切な暗闇
消えないで仄暗さ
すべてが落ちて
満足気に微笑む

いつも宇宙をみている
分解した感情と
併せた体液と
さらに深く落ちて

# by a-w-o | 2011-12-30 04:03 | Comments(0)

good night


オリオンを渡り
羊の角を描いて
あなたは毎晩祈るでしょう
耳の穴から唇までを縫いつけた糸は
解れて絡まったので
吹き付ける風はすべてを攫って
あの日の夕闇も私の双眸に消える
おやすみ
おやすみ
おやすみなさい

2011/11/04(金) 02:43:10 Tabtterから

# by a-w-o | 2011-12-14 17:43 | Comments(0)

 


波打つ
赤黒い海で
青白い炎の
君は蒼褪めた顔で

手を伸ばす
繋がる
目に見ないもの
宇宙の破片が
飛び散って

粒子が繋がる
暗闇を泳ぐ

波打つ
手を伸ばす
繋がる
宇宙の破片が
飛び散って
私は手を伸ばす

# by a-w-o | 2011-12-14 01:26 | Comments(0)

beautiful


Gray Blue Red Yellow Orange Pink White Black
It flows
Always
Has held I felt that it had held In this palm
Again

美しい眺めも
紡がれていく
少しだけ
日々を取り戻させて

I thought that it was stopped
Always
Does not stop Mighty passes through again
Already

美しい日々よ
崩壊の足音も
知らん顔
それでもいい最後に
笑って

Please
Powerless me
Please
Powerless world
Please

# by a-w-o | 2011-11-04 15:30 | Comments(0)

壁と穴

壁があって
穴を掘ったり
少しずつ壊したり
有刺鉄線の上から乗り越えようとする
向こう側は見えない
それでもたまに
喧騒や談笑や泣き声が聞こえて
この間微かに貫通した穴から
誰かがこちらをみていた

# by a-w-o | 2011-09-25 12:51 | Comments(0)

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